広島ドラ2 立命大・西野啓也に「感情を爆発させろ」 新井監督が激アツ指令、大学の先輩・古田級の期待

[ 2026年10月28日 05:05 ]

新井監督(左)からカープの帽子をかぶせてもらう立命大・西野(撮影・後藤 大輝)
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 広島からドラフト2位指名を受けた立命大・西野啓也捕手(22)が27日、京都市内の同大学衣笠キャンパスで新井貴浩監督(49)らから指名あいさつを受けた。新井監督は、強肩強打の西野を高く評価し、「1年目から気を使うことなく感情を爆発させてやってほしい」とエール。立命大OBの古田敦也氏のような捕手を目指せ、と期待をふくらませた。

 “相思相愛”の2人が対面し、新井監督は西野とガッチリ握手を交わして「C」マークの帽子をかぶせた。

 「映像もそうですけど、彼のプレーを直に球場でたくさん見ていますので期待しています」

 長男の亮規浩(あきひろ)が同じ関西学生野球の関学大所属で、西野と同学年ということもあり、3年時からプレーを間近で見てきた。一方西野は、母の影響で虎党であることを明かし、中でも新井監督のファンだったと告白。「小さい頃から(新井監督を)見ていた。阪神時代の応援歌もバッチリ歌えます」とはにかんだ。

 運命の赤い糸がつながっているかのような縁。新井監督は捕手でドラフト候補に挙がっていた青学大・渡部、亜大・前嶋らと比較し、西野の潜在能力を高く評価した。

 「肩の強さやボールのキャッチング、ブロッキングはもうプロの1軍でも十分通用すると思う。3、4年後を考えて、西野君が一番いいキャッチャーになっていると思った」

 二塁送球完了タイム1・8秒台を誇る世代屈指の捕手。持丸や石原らとの正捕手争いが予想されるが、打撃も含め魅力的な要素も多い。さらに新井監督はOBで名捕手の背中を追うよう促した。

 「立命館大学の偉大な古田先輩のようなキャッチャーになってもらいたいし、その素質というのは十分にあると思います」

 古田敦也氏は同大学からトヨタ自動車を経て、89年ドラフト2位でヤクルトに入団。ベストナイン9回、ゴールデングラブ賞10回獲得しているレジェンド捕手だ。指揮官は技術面だけではなく、感情を前面に出す姿にも魅力を感じている。
 「気迫もそうですし、うれしい感情は前面に出る子。1年目から気を使うことなく感情を爆発させてやってほしい。ファンの方からも愛され、応援してもらえるような選手になれると思います」
 鯉将の激励に西野は「チームメートやファンの皆さんに愛される選手になりたい」とキッパリ。マツダスタジアムを湧かせる日を夢見た。 (渕上 幹也)

 ◇西野 啓也(にしの・けいや)2004年(平16)7月15日生まれ、和歌山県みなべ町出身の22歳。高知高では1年秋に背番号20でベンチ入りし、2年秋から正捕手。3年春に甲子園出場。立命大では1年春からリーグ戦出場し、3年春から3季連続ベストナイン、4年春に首位打者。侍ジャパン大学代表として今年7月のWCBCに出場し優勝に貢献。1メートル79、80キロ。右投げ右打ち。

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