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増田陸が世界初挑戦で王座獲得 壮絶な打ち合い制し判定2―1「もっと強くなって真のチャンピオンに」

[ 2026年7月20日 21:50 ]

WBA世界バンタム級正規王座決定戦   同級1位・増田陸(帝拳)<12回戦>同級2位・比嘉大吾(志成 ( 2026年7月20日    東京・両国国技館 )

<トリプル世界戦>王座を奪取した増田(左)と大和トレーナー(撮影・島崎忠彦)
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 WBA世界バンタム級1位の増田陸(28=帝拳)が同級2位の元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(30=志成)を破り、プロ12戦目の世界初挑戦で王座獲得に成功した。名門・帝拳ジムで日本勢15人目の世界王者となった。

 元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏の愛称になぞらえ「神の左の継承者」と呼ばれる男が、ついにジムの大先輩に肩を並べた。壮絶な打ち合いとなったが、判定2―1で制した。日本人ジャッジ2人が増田、1人のタイ人ジャッジが比嘉だった。

 中盤までは足を使って距離を取りながらの試合運び。終盤に前に出て打ち合い、11回には左ボディーとストレートをクリーンヒットさせた。

 予行演習は完璧だった。3月15日の前戦では元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)に8回1分12秒TKO勝ち。ドネアと同様に左フックを武器とする比嘉戦に向け、約120ラウンドのスパーリングではディフェンスの練習にも取り組んできた。「真剣で向かって来る相手に対してライフルで撃ち込む」と表現した、強打者同士のヒリつく勝負を制してみせた。

 正規王座のベルトを手にし、WBAバンタム級休養王者・堤聖也(角海老宝石)との団体内統一戦に前進した。23年8月、プロ4戦目での日本タイトルマッチで初黒星を喫した因縁の相手へのリベンジへ、機は熟した。世界王者に立場を変え、成長した姿を示す。

 ▼増田 まずは比嘉選手、自分を信じてくれたチームのサポート、応援してくださった皆さんに感謝したいです。目標を達成してとてもうれしいですが、今日の試合で改めてボクシングの厳しさを教わりました。もっと強くなって、真のチャンピオンになりたいと思います。

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