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【東京女子プロレス】「2本のベルトを獲るチャンスがあるなら…」プリプリ王座に挑む鈴芽が意気込み

[ 2026年9月29日 08:42 ]

10・3大田区でのプリプリ王座戦への意気込みを語る鈴芽
Photo By スポニチ

 東京女子プロレスが10月3日、「WRESTLE PRINCESS 7」(東京・EBARA WAVE アリーナおおた=大田区総合体育館)を開催する。メインイベントは王者・荒井優希vs挑戦者・鈴芽のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合だ。インターナショナル・プリンセス王者の鈴芽は夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」を制覇して挑戦表明。勝てば、団体史上初のプリプリ王座&インター王座の2冠王者に君臨できる。大一番を控えた鈴芽に現在の胸中を聞いた。

 ――今年1月4日後楽園で初めてプリプリ王座に挑戦して敗れました。その経験は今どのように生きていますか?

 「一番なりたい自分になるという決意を強く持って進んでいた時間でした。ほしいものに手を伸ばす感覚はあの時から強く持っているし、この体を生かした自分の戦い方は間違いじゃなかったという確信も、負けたけど持てた試合でした。そこからさらにスピードを上げて突き進める理由になっています」

 ――挑戦したことで、プリプリ王者になる自分を想像できるようになりましたか?

 「それまでは“すごい”という感情ばかりで実体が見えていなかったんです。前哨戦やタイトルマッチを通して、それを見ることができた。ベルトの重みを知ることはできなかったけど、近づくことができたと感じました」

 ――「東京プリンセスカップ」をデビュー7年で制覇しました。この7年は長かったですか?

 「私はベスト4に戻ってくるまでがすごく長く感じました。4年前にベスト4に入ってから優勝を意識するようになったけど、そこまで進むことの難しさをこの4年で感じていました」

 ――準々決勝で目標でもあった中島翔子選手に勝てたのは大きな自信になりましたか?

 「もちろんです。勝ち以上に自分の中で大事な試合になったし、このまま次で負けるわけにはいかないって、背中を押される試合でした」

 ――決勝の相手は、東京女子に入る前から“憧れの人”だった辰巳リカ選手でした。

 「運命なのかなと思いました。私にとってはこれ以上ない対戦相手でした」

 ――勝因はどんな点だったと思いますか?

 「最大の勝因は、私がリカさんの試合にパワーをもらえることです。プロレスラーになって落ち込んでいた時も、家でリカさんの試合を見て、泣きながら笑って『頑張ろう』と思えた。ずっとリカさんの試合に力をもらってきたから、試合中も力をもらえて、まだ終わりたくないと思えた。それで最後まで動けました」

 ――東京プリンセスカップという一つの頂点に立って、改めてどういう思いがありますか?

 「あの過酷なトーナメントで優勝できたことは、ものすごい自信になっています。でも、すぐその先に走り始めたので余韻はあまりないです。あの称号とトロフィーを取ったからには、そこで止まらず、この先の結果もつかみにいきたいです」

 ――2度目のプリプリ王座挑戦です。前回とは気持ちも違いますか?

 「全然違います。イッテンヨンでは自分のできるすべてをやったと思っていて、その上で届かなかったベルトを未詩さんから奪ったのが荒井優希。あの時と同じレベルでは届かないと思っています。誰が倒せるんだという相手をどんどん倒してきた荒井優希には、緊張とは違う畏怖を抱いています」

 ――荒井選手は2年後輩ですが、後輩に挑むことについては?

 「優希ちゃんは最初から私の前を走っていく感覚がありました。最初のシングルでも負けていますし、自分にとって追いかけることが自然になっていた相手です。後輩とか関係なく、勝ちたい相手、ライバルだと思っています」

 ――最近の荒井選手をどう分析していますか?

 「もともと自信が見える戦い方でしたけど、さらに生き生きと自信を持っていて、恐ろしく強いチャンピオンになっていると思います。ただ、前哨戦で多く戦える期間は自分にとって有利だと思うので、進化した荒井優希よりも進化した自分になりたいです」

 ――勝てば東京女子史上初のプリプリ王座とインター王座の2冠王者です。

 「インターを守っていきたい気持ちと、プリプリがほしい気持ちはそれぞれ違う夢なんです。でも、東京女子が好きでここにいるので、自分の名前を残せることや、初めてのことができるのはうれしい。私は先輩たちに追いつきたいと思って進んできたけど、唯一無二の人たちに憧れているからこそ、同じ道を追いかけるだけじゃダメだとも思っていました。2本のベルトを持つこと自体が最初の目標ではなかったけど、そのチャンスがあるなら、誰も行ってない道を行きたいです」

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