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片岡雷斗がプロ4戦目で世界挑戦へ 最速タイの3戦目で東洋太平洋王座TKO奪取

[ 2026年10月29日 22:35 ]

プロボクシング東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦 片岡雷斗(大橋)《TKO9回2分56秒》アルアル・アンダレス(フィリピン)  ( 2026年10月29日    東京・後楽園ホール )

9回TKO勝ちで新王者となった片岡雷
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 「ザ・サンダー」の愛称を持つ東洋太平洋ライトフライ級2位の片岡雷斗(20=大橋)が、同級1位でIBF7位の強豪、アルアル・アンダレス(26=フィリピン)を9回TKOで破り、国内最速タイのプロ3戦目で東洋太平洋王座を獲得した。

 持ち味のディフェンスで、18勝8KO2敗3分けのアンダレスのパンチを空転させ、回転の速い連打で圧倒。9回にパンチをまとめたところで、レフェリーがたまらず試合を止めた。

 「相手は打たれ強くて強かった。もっとパンチをまとめて、きれいにKOしたいという気持ちがあったけど、させてくれなかった」。試合直後のリング上で、片岡は悔しさをにじませた。控室に戻っても「全然、満足できていない」と不満そうに話したが、顔にはかすり傷すらなかった。

 本人の気持ちとは逆に、大橋秀行会長は満足そうだった。「判定でよかった試合。長いラウンドにいってくれればと思っていた」と、世界挑戦を見据えて経験を積ませる意図があったと明かす。「強敵に勝たないといけないと思っていた」と、勝負の試合を完璧に近い内容でクリアした片岡に最高の評価を与えた。

 今後についても「最速記録を狙っているわけではないが、4戦目でいけると思う」と、次戦での世界挑戦にゴーサインを出した。プロ4戦目で世界王座を獲れば、国内最速記録。片岡は「うれしい。課題をクリアしていきたい」と意気込んだ。

 リングサイドで観戦した世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥も「うなっていた」(大橋会長)と言う高いディフェンス技術。ライトフライ級だけでなく「ミニマムもいける」と話した20歳のホープが、27年に記録ずくめの勝負の一戦を迎える。

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