阪神・森下翔太 9回に今季初三塁打も敗戦に悔しさ「話すことはない」 中大の後輩・岩城から意地の一撃

[ 2026年6月4日 01:15 ]

交流戦   阪神2─3西武 ( 2026年6月3日    甲子園 )

<神・西(1)>9回、三塁打を放つ森下(投手・岩城)(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 獅子に一矢報いる快打を放った。0―3の9回。先頭打者として打席に立った阪神・森下は、カウント1―1から西武の守護神・岩城が投じた外角スライダーを捉えた。打球は惜しくも、左中間フェンスに直撃。それでも全力疾走で、今季初の三塁打をもぎ取った。

 「特に話すことはないです」

 試合後はそう話し、敗戦の悔しさをにじませた。ただ直後の佐藤輝の2ランとともに、この日の甲子園を最も沸かせた一打だった。これで入団から4年連続で「2桁本塁打&三塁打」をマーク。実は球団生え抜きでは史上初の快挙となった。

 この日は、長嶋茂雄さんの命日だった。昨年は8月16日に追悼試合として行われた巨人戦(東京ドーム)で、初回に決勝2ランを放っていた。「野球の歴史をつくられた方。今年もいい姿を見せられたら」。そう意気込んで臨んだ一戦。敗れこそしたものの、終盤に“ミスター級”の華のある一打を放ち、爪痕は残した。

 記録的一打を放った相手も、特別だった。岩城は、中大の3学年後輩に当たる。在学時の関わりはそこまでなかったが、プロ入り後も母校の試合をチェックしていた森下は左腕の成長を知っていた。「その時(1年時)との印象はだいぶ違う感じ。プロを目指す中でつかんだものはあったんじゃないかなと」。聖地・甲子園で、18・44メートルを隔てて久々に再会。そこで、プロの先輩としての貫禄を、バットで示した。

 「またあした(4日)、頑張ります」

 接戦の末に初戦を落としても、虎の中軸に肩を落としている時間はない。2本塁打を放った5月30日ロッテ戦から、打撃の状態は上昇傾向にある。次戦こそ、チームを勝たせる一打として還元する。 (松本 航亮)

 ○…森下(神)が9回に左越え三塁打を放ち、入団から4年連続となる「2桁本塁打&三塁打」をマークした。生え抜き選手としては球団史上初の快挙。過去、新人から4年以上連続2桁本塁打を記録している選手は田淵幸一、岡田彰布、佐藤輝がいるが、田淵は2年目、岡田と佐藤輝は1年目に三塁打を記録していない。

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年6月4日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->