大谷翔平 5回まで2失点の力投 今季初の初回失点から立ち直り、気迫の奪三振ショー披露

[ 2026年7月4日 12:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2026年7月3日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>ドジャース・先発の大谷(撮影・会津 智海)
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 ドジャースの大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、本拠でのパドレス戦に「1番・投手兼DH」で出場。5回まで4安打2失点、8奪三振と力投し、確実に試合をつくった。

 立ち上がりは制球に苦しんだ。初回、先頭のタティスをストレートの四球で歩かせると、次打者・クロネンワースもフルカウントから四球を与え、無死一、二塁のピンチを招く。1死後、シーツに右前に先制打を許した。

 それでも1死一、三塁からフランスを99.2マイル(約159.6キロ)、メリルを99.5マイル(約160.1キロ)直球でともに空振り三振。この回29球を要したが、最後は力でピンチを断ち切った。ベンチへと引き揚げる際には4試合連続のバッテリーとなったラッシングとグータッチを交わし、お互いに肩をたたいて労い合った。

 失点後は自らのリズムを取り戻した。2回先頭のボガーツを一ゴロに打ち取ると、ソン・ソンムン、ドゥランをともにスイーパーで連続の空振り三振。3回も先頭のタティスをスイーパーで、続くクロネンワースを99.3マイル(約159.8キロ)直球で空振り三振と4者連続三振を奪った。4回2死、メリルに本塁打を許したが、連打を許すことなく順調に回を重ねた。

 前回登板24日(同25日)のツインズ戦では、6回3失点で自身6連勝となる8勝目をマーク。今季11度目のクオリティースタート(6投球回以上、自責点3以内)と安定感を示したが、試合の中で捕手のラッシングと息が合わない場面もあった。

 1―0の2回1死満塁、メジャー自己最速タイの101・7マイル(約163・6キロ)直球をラッシングがサインミスで捕球できず、捕逸で同点とされ、計3点を失った。ABSチャレンジを巡って意見が合わず、マウンド上でラッシングに対して厳しい表情で強く話す場面もあった。試合中にベンチのラッシングのもとにフリーマンやロバーツ監督が歩み寄って会話の時間を持ち、ベンチ裏で準備する大谷の元にラッシングが駆け寄る場面もあった。

 試合前、ロバーツ監督は「うまくいくと思っています」と断言した上で「ダルトンが試合を組み立てるのが基本です。ただ、翔平が“この球を投げたい”という場面があれば、それを伝える権利があります。投手と捕手の関係はとても良くなると思います。時には、こういう経験を経て次の段階に進むこともあります。振り返れば、あの登板は2人にとって良かったと言えると思います」とバッテリーとしての“成長”に期待を寄せていた。

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