プロ5年目で初本塁打が決勝弾のオリックス・池田陵真 ベンチ温めながらも支えになった岸田監督の言葉とは

[ 2026年9月23日 21:09 ]

パ・リーグ   オリックス1―0ロッテ ( 2026年9月23日    ZOZOマリン )

<ロ・オ25>プロ初本塁打が決勝打となり、笑顔でポーズを決める池田(撮影・長久保 豊)
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 オリックス・池田は会心の感触に確信しつつ、即座に一塁へ駆け出した。「いきなり確信(歩き)はちょっと違うなと思って…。全力で走って、スタンドがワーッと盛り上がったので、それで入ったんやと」。高卒5年目で生まれたプロ初本塁打が、殊勲の決勝ソロ。「一番といっていいほどうれしい」と勝利の味をかみしめた。

 高卒2年目の23年に日本シリーズ初戦でスタメン抜擢されるなど、将来を嘱望されながらも、昨季は1軍昇格なし。契約更改で球団首脳から「今年ドラフトで獲ったのは高卒の若い子が多くて、外野手は同級生(大卒)を獲ってないぞ。そういうのもしっかり自分で受け止めて」と、背水の立場で臨んだシーズンだった。

 6月12日に今季初昇格するも、1試合のスタメンで無安打に終わり同20日に抹消。9月4日に再昇格を果たすも、同10日の西武戦を最後にベンチを温める日々が続いていた。支えになったのは、岸田監督の言葉。19日からの北海道遠征中、守備練習で外野にいる際に足を運んだ指揮官から、「いつ行くか分からんから、常に準備しとけよ」と直々にメッセージを受け取っていた。

 「毎試合毎試合、スタメンで出る気持ちで朝起きて。それ(指揮官の言葉)がなくても準備はしていたんですけど、より一層気が引き締まった。そう言われるだけで、気持ち的にいい風に持っていけた」

 くしくも前日夜、両親からLINEで似たようなメッセージが届いていた。「(試合に)出られてないけど、いつでも出られるように頑張っとけよ」。翌日にプロ初の放物線を描いた孝行息子は、「常に気に懸けてくれるので。大阪に帰ってきたら渡したい」と、既に手元に戻ってきた記念球を帰阪後に贈るつもりだ。(阪井 日向)

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