大西利空 初主演映画は「淡々と話す中での表現に苦労」 東京国際映画祭でジャパンプレミア

[ 2026年10月30日 14:21 ]

<映画「火の玉を見た」ジャパンプレミア>(左から)矢座孟之進監督、大西利空、伊礼姫奈
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 俳優の大西利空(20)が30日、東京・日比谷などで開催されている「第39回東京国際映画祭」で初主演映画「火の玉を見た」(監督矢座孟之進、27年公開)のジャパンプレミアに出席した。

 主演の座はオーディションでつかんだ。「凄くうれしい気持ちと頑張らないとという気持ちがあった。凄くストーリーがきっぱりとしているわけではなくて、人の感情が表に出るという場面が少ない作品なので、淡々と話す中で表現するというのは苦労した」と演じる上での難しさを語った。撮影に入る前には監督と家族を演じる4人で本読みを実施。落ち着いて話す表現を研究したという。

 「僕が好きなシーンは服を買うシーン。構図も面白いし、非現実的な物語が進んでいく中で、現実的だと捉えられるシーンでもあるし、ちょっと気が緩む瞬間」と作品の個人的な注目点も語った。

 矢座監督の実体験を下敷きにした作品で、家族の崩壊に直面した主人公の高校生タケシ(大西)が、幼なじみから聞いた「火の玉を見た」という不思議な言葉をきっかけに、家族の問題から逃れるようにして火の玉を探す物語。矢座監督は「高校1年生の時に自分の両親が離婚しまして、知人から“火の玉を見た”という不思議な話をされて、僕も実際に火の玉を探していた時期があった。脚本を書いたのは大学3年生の時期でした」と明かした。

 同映画祭のNippon Cinema Now部門に正式出品されている。
 

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