大谷翔平 9勝目ならずも今季12度目QSで勝利貢献 テオ値千金逆転満塁弾、ド軍連勝で貯金今季最多27

[ 2026年7月4日 13:31 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―3パドレス ( 2026年7月3日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>6回、マウンドでラッシングと話す大谷(撮影・会津 智海)
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 ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠でパドレス相手に逆転勝利を収め、連勝で貯金を今季最多の27とした。「1番・投手兼DH」で出場した大谷翔平投手(31)は9勝目こそならなかったが、6回7安打3失点と粘りの投球でチームの勝利に貢献。今季初めて初回に失点を喫したが、今季最多110球を投じ、9三振を奪うなど力投した。今季12度目のクオリティースタート(QS=6投球回以上、自責点3以内)を記録し、今季の防御率は1.79。打撃では3打数無安打で途中交代した。

 立ち上がりは制球に苦しんだ。初回、先頭のタティスをストレートの四球で歩かせると、次打者・クロネンワースもフルカウントから四球を与え、無死一、二塁のピンチを招く。1死後、シーツに右前に先制打を許した。

 それでも1死一、三塁からフランスを99.2マイル(約159.6キロ)、メリルを99.5マイル(約160.1キロ)直球でともに空振り三振。この回29球を要したが、最後は力でピンチを断ち切った。ベンチへと引き揚げる際には4試合連続のバッテリーとなったラッシングとグータッチを交わし、お互いに肩をたたいて労い合った。

 失点後はリズムを取り戻した。2回1死からソン・ソンムン、ドゥランをともにスイーパーで連続の空振り三振。3回も先頭のタティスをスイーパーで、続くクロネンワースを99.3マイル(約159.8キロ)直球で空振り三振と4者連続三振を奪った。4回2死、メリルに本塁打を許し、6回には2死からの3連打で3点目を失ったが、先発投手としての仕事は確実に果たし、マウンドを降りた。

 前回登板24日(同25日)のツインズ戦では、6回3失点で自身6連勝となる8勝目をマークしたが、試合の中で捕手のラッシングと息が合わない場面もあった。1―0の2回1死満塁、メジャー自己最速タイの101・7マイル(約163・6キロ)直球をラッシングがサインミスで捕球できず、捕逸で同点とされ、計3点を失った。ABSチャレンジを巡って意見が合わず、マウンド上でラッシングに対して厳しい表情で強く話す場面もあった。この日はコミュニケーションを密に取り、共同作業で6イニングを投げきった。

 打線は0―3の7回無死満塁、T・ヘルナンデスが左中間に起死回生の8号満塁弾を放ち逆転。8回はエンリケス、9回はスコットが無失点で締め、リードを守り切った。大谷の粘りの力投が、打線の勝負強さを引き出した。

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