ソフトバンク6連勝でM5 正木智也が26&27号連発!栗原、近藤と30発トリオあるぞ

[ 2026年9月14日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7─4ロッテ ( 2026年9月13日    みずほペイペイ )

<ソ・ロ23>6回、27号ソロを放ちナインに迎えられる正木(右)(撮影・成瀬 徹)  
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 ソフトバンクは13日、ロッテ戦で正木智也外野手(26)がプロ5年目で初の1試合2本塁打となる26、27号の2打席連続本塁打。3安打4打点でチーム6連勝に大きく貢献した。近藤健介外野手(33)も自己最多更新28号ソロを放つなど、残り14試合で37本塁打の栗原陵矢内野手(30)と合わせ、チームでは2015年以来の“30発トリオ”が現実味を帯びてきた。優勝へのマジックは2つ減り、5となった。

 プロ5年目、238試合目にして初の1試合2本塁打。離れ業を達成した正木は少しだけ興奮気味だった。

 「いつか打ちたいなと思っていたけど、初めてですね。入るとは思わなかったので二塁に行かないとなと全力で走っていました」

 5―4と1点差に迫れた直後の6回2死の4打席目。カウント1―1から八木のツーシームを振り抜いた。打球角度は18度ながら、低弾道のまま左翼席まで伸びた。「弾丸ライナーは気持ちいい。強いスイングができた結果」と27号ソロを振り返った。3―1の4回1死二塁では2ボールからルケーシーの外角ツーシームを強振。バットの先だったが、力で左翼席へ持っていく26号2ランだった。

 憧れの先輩を本気にさせてうれしそうだった。この日、欠場の周東に代わり2番に入ったのが近藤。6回2死で正木に続いて八木のフォークを左中間に28号ソロ。27号で並んだ瞬間に2者連続弾で突き放された。「やっと追いついたのに…。また離れました」とベンチで本人に伝えた。

 強打覚醒の土台を作ったのが近藤の打撃動画だった。長打になりやすい打球速度と角度の組み合わせ「バレルゾーン」を仕留めるスイングを丁寧に紹介する内容だった。「あれがなければ今はないんです。本当に憧れの存在であり、目標」。今や追いかけ続けてきた偉大な背中と本塁打は肩を並べる成績だ。

 これで栗原が37、近藤が28、正木が27本塁打。2人が大台に乗せれば“30発トリオ”が完成する。チームでは15年以来11年ぶりだ。正木は25号を放った11日ロッテ戦の試合後、ノルマを30発に上方修正した。残り14試合と十分可能だ。ただ、本人は「意識はしないように。気づいたら30本行ってるくらいで一本一本積み重ねていけたら」と冷静だった。

 不動の1番として3安打4打点。チームは6連勝で、リーグ3連覇へのマジックは2つ減らし「5」となった。小久保監督は独特の表現で称えてみせた。「今、寝るのも惜しい。マイナスのないプラスしかない楽しい時期。今が最低になってから楽しくなくなる。今のうち楽しんで」。

 それを伝え聞いた正木は「楽しいですが、打たなきゃ。優勝争いしているので」。責任感も芽生えた最高の1番打者が引っ張る。
 (井上 満夫)

<30発トリオなら11年ぶり>
 ○…シーズン30本塁打以上を3人達成すれば15年の松田(35本)、柳田(34本)、李大浩(31本)以来11年ぶり。日本人選手に限れば01年に小久保(44本)、松中(36本)、城島(31本)、井口(30本)の4選手が記録して以来25年ぶりとなる。

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