ドジャース大谷 スタメン落ち危機 不振にロバーツ監督「何が最善か見極める」

[ 2026年10月14日 01:30 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦   ドジャース4―7ブルワーズ ( 2026年10月12日    ミルウォーキー )

<ブルワーズ・ドジャース>6回、大谷は空振り三振に倒れる(撮影・沢田 明徳)
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 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦が12日(日本時間13日)に行われ、ドジャースはブルワーズに敗れて痛恨の2連敗。不振に苦しむ大谷翔平投手(32)は4打数無安打、2三振だった。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は、14日(同15日)の第3戦で大谷のスタメン落ちが検討されていると報道。3年連続ワールドシリーズ(WS)制覇を目指す中、チームとともに苦境に立たされた。

 大谷は一言も発さず、厳しい表情でユニホームを着替えた。2戦2敗となった重苦しい空気が漂うクラブハウス。結果が出ない悔しさともどかしさを胸に、球場を後にした。

 初回は3球続いた直球に空振り三振。先頭だった4―4の6回は、初球にセーフティーバントの構えを見せた。だが、カウント1―2から外角に大きく外れたスイーパーで空振り三振。ハーフスイングでバットを落とす珍しい場面もあった。

 3回2死二塁。三ゴロで全力疾走した後は、ベンチの階段で炎症を抱える左膝をかばうしぐさを見せるなど、万全ではない。デーブ・ロバーツ監督は米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」に「明らかに状態は良くない。本人も調子が良いとは感じていない」と説明。さらに「明日、彼と話し、本人とチームにとって何が最善か見極めたい」と本拠地での14日(日本時間15日)の第3戦でのベンチスタートの可能性を否定しなかった。左肩を脱臼した24年のWSも出場を続けた大谷。ポストシーズン(PS)でベンチスタートなら自身初となり、DHの代役は新人デパウラが候補とされた。

 試合前は3日連続で異例の屋外フリー打撃。31スイングで9本の柵越え、推定140メートル弾も放ち、敵地ファンを沸かせた。右上腕二頭筋の炎症から復帰後、スイングに力強さは戻りつつあるが、今PSは20打数3安打の打率・150で7三振。8月18日のロッキーズ戦を最後に、自己ワーストを更新するノーアーチは110打席となった。打撃の相談に乗っているという1番・ベッツも「つらいよ。本当につらい。見ていて苦しいね」と吐露。その上で「何とかこの状況を抜け出してくれることを願っている」と復活を信じた。

 「毎試合出たいという気持ちは、もちろんあります。状態いい悪いではなくて、試合に出るということが自分の最低限の仕事の一つだとは思っている」。PS前にそう言った大谷が、厳しい状況に陥っている。(柳原 直之)

 ≪ナ・リーグ優勝決定シリーズ 2連敗からの突破率16.7%≫7回戦制となった85年以降のナ・リーグ優勝決定シリーズは第1戦から2連敗となったチームは18球団。うちワールドシリーズ進出を果たしたのは3球団で、突破率は16.7%となっている。

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