阪神 藤川監督「あそこで投げてもらわなければいけない大事な戦力」大けがから復帰の石井の起用に言及

[ 2026年9月5日 21:44 ]

セ・リーグ   阪神2―3DeNA ( 2026年9月5日    甲子園 )

<神・D(19)> 8回、登板する石井 (撮影・平嶋 理子)          
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 左アキレス腱断裂からの再起を目指す阪神の石井大智投手(29)が今季初登板を果たした。2-3の8回に2番手で登板した。公式戦のマウンドは昨年10月30日の日本シリーズ第5戦以来となった。

 背番号69がリリーフカーに乗って聖地に登場するとスタンドからは割れんばかりの歓声。大けがからのカムバックを球場全体で祝福した。登板前にもかかわらずファンから「石井コール」も沸き起こった。

 先頭の牧に投じた初球は151キロをマーク。フルカウントから四球を与えた。無死一塁で筒香は三飛。続くエンカーナシオンには中前打。1死一、二塁では宮崎を見逃し三振、蝦名も中飛に仕留めた。

 石井は昨季、50試合連続無失点でシーズンを終了。この日の零封でシーズンをまたいで51試合連続無失点とした。

 2月の春季キャンプ中に負傷し、選出されていたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も辞退。患部を手術してリハビリに入った。順調な経過をたどり、8月23日のファーム・リーグのソフトバンク戦(SGL)で実戦復帰。ここまで5試合に登板して直球も常時150キロ超えを記録するなど昇格への準備を整えていた。

 チームは優勝へのマジックを18とし、リーグ連覇が近づいている。昨季、50試合連続無失点のプロ野球記録を樹立した最強リリーバーが“ラストピース”としてブルペンに帰ってきた。

 試合後、藤川監督は「タフな場面でしたけど、ああいう状況で腕を振っていくとアドレナリンがプラスされてパフォーマンスの向上が見込めると思うので。何よりもファンの方が応援してくれて、彼のリハビリの中のパワーがさらに深まるような投球だったと思うので、次回、期待できますね」と称賛。「始まってしまえば、あそこで投げてもらわなければいけない大事な戦力というところで見ています」と信頼も口にした。

 【石井復帰への経過】

 ▽2月11日 宜野座での紅白戦で左ふくらはぎを負傷。

 ▽同12日 大阪府内の病院で「左アキレス腱の損傷」と診断。3月のWBC出場辞退を発表。

 ▽同21日 大阪府内の病院で「左アキレス腱断裂縫合術」を受け、20日に退院したと球団が発表。

 ▽同27日 SGL尼崎でリハビリを開始。(以下リハビリの場所はすべてSGL)

 ▽3月3日 台に座った状態でキャッチボール。

 ▽5月1日 本格的なキャッチボールを再開。

 ▽6月20日 強度を上げたキャッチボールと、手術後初のブルペン入り。

 ▽同25日 藤川監督が今季中の1軍復帰の見通しを示唆。

 ▽7月22日 手術後初のライブBP登板。

 ▽8月23日 2軍のソフトバンク戦(SGL尼崎)で実戦復帰。1回2安打無失点、3奪三振。最速は152キロを計測。

 ▽同30日 前日29日に続いて2軍のオリックス戦に登板。連投テストを完了させた。

 ▽9月5日 今季初の1軍合流

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