【リーグワン】東京ベイのヴァイレア 値千金のキックチャージ「チャンスがあるなと」2点差勝利に貢献

[ 2026年5月31日 18:18 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部プレーオフ準決勝   東京ベイ26―24埼玉 ( 2026年5月31日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<埼玉・東京ベイ>コンバージョンキックをチャージしたヴァイレア(撮影・篠原岳夫)
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 レギュラーシーズン(RS)2位の埼玉と3位の東京ベイの対戦は、3季ぶり2度目のリーグ制覇を目指す東京ベイが26―24で競り勝ち、2季連続3度目の決勝進出を決めた。6月7日に東京・MUFG国立で行われる決勝では、初のリーグ制覇を目指すRS1位の神戸と対戦する。

 試合は後半31分までに、2トライ2ゴール分の14点差を付けた東京ベイが、そのまま逃げ切るかに見えた。しかしその後に埼玉の猛反撃に遭い、同38分、39分と立て続けにトライを許して2点差に。ラストワンプレーで辛くも守り切っただけに、後半22分の途中出場のWTBハラトア・ヴァイレアのビッグプレーがフォーカスされる形となった。

 くだんのシーンは相手の快足WTBモーリス・マークスに反撃のトライを許した後のコンバージョンキック。ゴールポスト付近でハドルを組んでいた東京ベイのフィフティーンだが、ヴァイレアは1人輪を離れると、相手キッカーのSO斉藤誉哉が助走に入ると同時に猛チャージ。ほぼ正面の距離10メートルと、通常なら100%決まるキック=2点を防いだ。

 一時的に出場していた前半にはトライも挙げる活躍を見せたヴァイレアは、「(チャージの)チャンスがあるなと思っていた。プレーオフは負けたら終わり。いつでもプレッシャーを掛けようと思っていた」と会心の笑み。結果的に2点差で逃げ切っただけに、「試合が終わった瞬間は、助かったと思った」と語った。

 フラン・ルディケ・ヘッドコーチも、23年W杯フランス大会で南アフリカ代表のWTBチェスリン・コルビ(東京SG)が準決勝のフランス戦で成功したキックチャージを引き合いに出し、「一瞬、一瞬をどれだけ勝てるかが、スコアに反映されることを選手も分かっている」と評価。敵将の金沢篤ヘッドコーチも「あれだけ(が敗因)ではないが、結果的に2点差。チャージに行った相手選手が素晴らしかった」と称えた。

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