【リーグワン】東京ベイが2年連続決勝進出 ヴァイレアがコンバージョンチャージで2点差勝利

[ 2026年5月31日 20:24 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部プレーオフ準決勝   東京ベイ26―24埼玉 ( 2026年5月31日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<埼玉・東京ベイ>東京ベイが決勝進出(撮影・篠原岳夫)
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 レギュラーシーズン(RS)3位の東京ベイが、同2位の埼玉を2点差で破り、2年連続でプレーオフ決勝に進出した。昨季に続いて準決勝で埼玉を下し、3季ぶりの優勝を目指す決勝は、RS1位の神戸と対戦する。

 ともに安定感のあるFWとディフェンスを持ち味とするチームの対戦。前半は一進一退の攻防が続き、10―7と東京ベイのリードで折り返した。

 後半に入ると、東京ベイのフラン・ルディケ・ヘッドコーチ(HC)が「ハイボールのコンテストを攻撃につなげられてモメンタム(勢い)をつくれた」と、ペースを握った。埼玉のSO山沢拓也(31)が負傷で交代したこともあり、敵陣にいる時間が増える。1PG1トライで20―7とリードを広げた。

 結果的に大きなプレーが生まれたのは、後半22分。埼玉にトライを奪われた後のコンバージョンで、CTBハラトア・ヴァイレア(27)が、正面のプレースキックをチャージ。「キッカーとの距離とか全部、確認して、行けるかなと思った」と振り返る。

 ゴールから10メートルほどと近い位置にボールをセットした埼玉SO斉藤誉哉(25)が、上を向いていたも見ていた。ハドルに加わるそぶりの後、キック動作に入った瞬間に跳びだし、右手でコンバージョンをはじき飛ばした。

 「これは、チームにとってデカいかなと。終わった瞬間に2点差で、デカいねと思った」とヴァイレアは話す。ルディケHCも「これがプレーオフ。勝敗を決めた。瞬間々々に、いかに懸けられるか」と絶賛。前半36分には、HIA(脳振とうの疑いによる一時退場)のWTB根塚洸雅(27)に代わってピッチに入り、「ファーストタッチ」でトライも決めた。

 その根塚らバックスリー(WTB2人とFB)も、埼玉の戦術を封じた。キックを使うエリアマネジメントが特徴の埼玉とのハイボールバトルで、キャッチ、チェイスでプレッシャーをかけた。

 根塚は「ハイボールへのプレッシャーは、個人としてはよくできた」と言う。落下地点に「幅をとってくる」相手バックスリーの動きを読み、「先に落下地点に入った」。FWの献身とともに、バックスリーの働きも勝因の1つになった。

 決勝で対戦する神戸には、リーグ戦2戦目で後半を0得点に抑えられ、19―24で敗れている。No.・8マキシ・ファウルア主将(29)は「フィジカルバトル。それができれば勝てる」と話した。3季ぶりの優勝へ、士気が上がる勝利を得て、東京ベイが決勝の舞台に臨む。

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