エディーHC「方向性が間違っていないと確認」敗戦に手応えも台所事情厳しく ネーションズ選手権

[ 2026年7月11日 23:39 ]

ラグビーネーションズ選手権第2節   日本20―36アイルランド ( 2026年7月11日    オーストラリア・ニューカッスル )

アイルランド戦の前半、トライを決めるメイン(中央、AAP提供・AP)

 世界ランキング12位の日本は同3位のアイルランドと対戦し、20―36で敗れた。19年W杯日本大会1次リーグ以来の7年ぶり白星に届かず、通算対戦成績は1勝13敗に。不適切発言による出場停止処分が明け、26年初采配となったエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「70分までは勝てるところまで持って行けた。選手の働きは誇りに思う。改めて方向性が間違っていないと確認できた」と一定の手応えを口にした。

 前半4分に相手ラインアウトの乱れからWTBメイン平(BR東京)が先制トライ。その後はスコアされてもFB松永拓朗(BL東京)のPGで2度勝ち越し、後半も13点差を付けられていた19分に途中出場のHO江良颯(東京ベイ)のトライとゴールで6点差に。攻撃の要となるCTB広瀬雄也(東京ベイ)、ディラン・ライリー(埼玉)の両センターがいずれも前半だけで交代した中で残り10分まで接戦に持ち込み、「センター2枚を失って、世界3位に70分まであそこまでできた。それ以上言うことはない」と話した。

 だが翌週にニュージーランド戦を控える相手は、先週のオーストラリア戦から先発9人を変更。初キャップも4人と、あからさまなターンオーバーを行った。日本はコンタクトエリアでは劣勢を強いられ、前半9分、21分はいずれもシンプルなダイレクトプレーでゲインラインを切られ続け、トライラインを超えられた。終盤にはペナルティーも重なって終了間際に4トライ目を許し、LOワーナー・ディアンズ主将(BL東京)は「最後の5分、10分はプレッシャーがあり、ペナルティーやミスが多かった」と話した。

 スクラムではペナルティーを誘い、2メートル級のロックが3枚そろったラインアウトでは相手に凡ミスを誘った場面も。セットプレーでは飛躍的な進化も証明した日本が18日の次戦で対戦するのは、世界ランク4位のフランスだ。広瀬やライリー、後半早々に交代したHO原田衛(BL東京)を欠く可能性があり、真価を問われることになる。「さらに飛躍してフランス戦で勝ちたい」と話したジョーンズHCにとっても、手腕を試される一戦となりそうだ。

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