ソフトバンク・正木智也 今季6本目の初回先頭打者弾「もっと打ちたい」92年の佐々木誠を抜く球団新記録

[ 2026年9月5日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8─2西武 ( 2026年9月4日    みずほペイペイ )

<ソ・西(21)>初回、先頭打者本塁打を放ち、ナインとタッチを交わす正木(撮影・成瀬 徹)     
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 ソフトバンクの正木智也外野手(26)は4日、今季6本目の初回先頭打者本塁打を放ち、球団新記録を樹立した。高橋光のスイーパーを捉えて左中間席まで運ぶ先制の23号ソロ。飛距離132メートルの豪快な一発で1992年の佐々木誠(当時ダイエー)のシーズン5本の記録を塗り替えた。チームは2位との直接対決3連戦の初戦を制し、優勝マジックを2つ減らして16とした。

 大歓声とともに打球が左中間スタンドに着弾した。初回、正木が豪快な先頭打者アーチを放った。

 「1番バッターとしてチームに勢いをつけていきたいと思いました。相手が高橋光成さんで打つのはなかなか難しい。早めに追い込まれたので、何とか3―2まで持っていこうと思っていた」

 3球で追い込まれたが粘って青写真通りにフルカウントまで持ち込んだ。「相手も先頭からフォアボールを出したくないと投げてくる。甘い球も来る。2―2まではピッチャー有利ですけど3―2だと互角だと思っているので」。7球目のスイーパーを捉えて23号の先制ソロ。打球速度175キロ、打球角度23度、飛距離132メートルのアーチをかけた。

 初回先頭打者本塁打は今季6本目。92年のダイエー・佐々木誠の5本を抜き球団新記録となった。「まさか今年1番をやるとは思ってなかった中で、こういう成績を残せた。もう抜かれないようにもっと打ちたいと思います」。小久保監督は「記録はどんどん伸ばしていってもらいたい。1番に長打があるのは相手バッテリーからしても嫌だと思うので」と笑みを浮かべた。

 “恐怖の1番”として打線を引っ張っている。盗塁数は0ながら長打率、出塁率ともにリーグ上位に名を連ねる。「僕が出ると先制点につながる」と初回の出塁を意識しており、この日も含めた直近6試合で5度出塁をしている。

 目指す1番打者の像としては「相手も初回から長打は嫌だろうし、フォアボールも嫌だと思う。そのどっちかで出塁できるような選手になりたい」と口にしていた。2位との直接対決3連戦の初戦で、球界を代表する好投手から値千金の一打を放った。

 この日は慶大の2学年上の柳町が7回に試合を決定づける1号3ランを放ち、初めてのアベックアーチとなった。「凄く頼もしいと感じました。切磋琢磨(せっさたくま)しながら、優勝した時に一緒にグラウンドにいられるように頑張りたい」と正木。超攻撃型のリードオフマンは歓喜のゴールまで大暴れする。 (木下 大一)

 ○…正木(ソ)が今季6度目の初回先頭打者本塁打。シーズン6本の初回先頭打者弾はソフトバンクではダイエー時代の92年佐々木誠の5本を抜く球団最多記録となった。なお、プロ野球記録は07年高橋由伸(巨)の9本、パ・リーグ記録は8本で72年福本豊(阪急)ら4人が記録している。

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