ヤンキース“無名の逸材”シュリトラー6回0封で防御率1・95は両リーグトップ!MVP推す声も

[ 2026年9月14日 14:14 ]

インターリーグ   ヤンキース2-0メッツ ( 2026年9月13日    ニューヨーク )

メッツ戦に先発したヤンキース・シュリトラー(ロイター)

 ヤンキースのキャメロン・シュリトラー投手(25)が13日(日本時間14日)、本拠でのメッツ戦に先発。6回1安打無失点8奪三振の好投で14勝目を挙げ、防御率1・95で両リーグトップに浮上した。

 初回、先頭・リンドアを空振り三振に仕留め、勢いに乗った。許した安打は5回2死からバティに許した二塁打1本。6回2死、ビシェットの111.5マイル(約179・4キロ)の強烈なライナーが右足の膝裏付近に直撃。跳ね返った打球を捕手・ウェルズが処理してアウトに仕留めたもののこの回限りで降板となった。

 それでも6回無失点で防御率1・954で、ナ・リーグトップのブルワーズ・ミジオロウスキーの1・955を上回り、両リーグトップに浮上した。7回以降は救援陣が無失点でつなぎ、ライスとウェルズのソロで奪った2点を守り切ってメッツとの“サブウェイシリーズ”で勝ち越しを決めた。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」は試合後のシュリトラーのコメントを紹介。打球が直撃した右足は「回復まで数日かかるけど、良い状態」と幸いにも大事に至らなかったと語ったという。

 また、ブーン監督はシュリトラーについて「MVPにふさわしい」と絶賛。投手のMVP獲得は2014年のドジャース・カーショーを最後に受賞がないが、同年、ドジャースに所属していたベリンジャーも「前例はあるだろう?あの年のカーショー際立っていたけど、シュリット(シュリットラーの愛称)も驚くべき仕事をしている」と称えた。

 3度のMVP獲得者であるジャッジも「彼は間違いなくMVPのようなピッチングをしている」と称えつつも「だが、球界最高の投手を決めるためにサイ・ヤング賞がある。だから、サイ・ヤング賞については間違いなく彼に私の票を入れるよ」とシュリトラーの今季成績を称賛する一方で、冷静な見方を示した。

 シュリトラー本人はMVPなどの賞レースよりも「プレーオフ進出、そして優勝が目標だ」とチームの成績を最優先にこれからも腕を振る覚悟のようだ。

 シュリトラーは22年のMLBドラフト7巡目(全体220位)でヤンキースから指名され、昨季メジャーデビュー。安定感抜群の投球で今季は14勝6敗、防御率1・95と好成績を残し、ここ2年間で無名のプロスペクト(有望株)からサイ・ヤング賞最有力候補へと駆け上がった。

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