ドジャース・山本由伸 13人連続アウトの快投 7回無失点で14勝目!Vマジック1

[ 2026年9月17日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―0レッズ ( 2026年9月15日    シンシナティ )

レッズ戦に先発したドジャースの山本(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(28)が15日(日本時間16日)、自己最多をさらに更新する14勝目を挙げた。2週連続の対戦だったレッズをわずか1安打に抑えて7回無失点。今季の敵地登板は12試合で防御率1・77(8勝3敗)の無双ぶりが光る。2位パドレスが敗れたため、優勝マジックは一気に2つ減って「1」。16日(同17日)にも地区5連覇が決まる。

 快投の余韻が残るクラブハウス。山本は公私で頼れる兄貴分の大谷が負傷者リスト(IL)入りで不在の状況について「よく会話する相手がいなくなっちゃって…。(佐々木)朗希はしゃべってくれない」と表情を緩ませ、「冗談、冗談。よくしゃべっています」と続けて明るい空気に包んだ。

 気温34度の酷暑。初回先頭から2者連続四球を与え、遊撃手ベッツや捕手フェドゥシアから声をかけられた。「いい感じで間を取ってくれた。次の投球から切り替えることができた」。31本塁打、107打点の3番スチュワートを投飛に打ち取るなど後続を断った。

 3回2死ではデラクルスの左翼線二塁打で初安打を許した。「とにかく甘くいかないように、いいコースを狙って投げていった」。再びスチュワートをスプリットで空振り三振に斬り、以降は圧巻の13人連続アウトで7回を投げ終えた。14勝目はリーグ5位タイ。同3位の179投球回は昨季173回2/3を上回ってメジャー自己最多を更新した。

 レッズとは本拠地で7回1失点に封じた前回9日から2週連続の対戦。最速98マイル(約157・7キロ)の直球やカーブ、スプリットを交え、7奪三振など寄せ付けなかった。デーブ・ロバーツ監督は「最初の2人の打者を除けば、まさに本来の山本。試合中に深呼吸をしてリセットし、イニングを組み立てて続行する能力がある」と手放しで称えた。

 敵地に強く、今季は本拠地15試合の防御率3・13に対し、敵地12試合では同1・77。メジャー3年間の通算でも同1・99と圧倒的な安定感を誇る。「何でしょう…分からないです。秘訣(ひけつ)はないです」と照れ笑い。完全アウェーでも淡々と試合を支配した。

 昨秋はワールドシリーズ(WS)MVPなどポストシーズン5勝(1敗)。地区5連覇へマジック1で王手がかかり、その先へ視線は向いた。「調子は凄く良い。コンディション的にも問題があるところはどこもない。一日一日を大切にしっかり練習して、最高の状態で10月に入れたら」。WS3連覇を目指す秋の戦いを、エースとして見据えた。(柳原直之)

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