花巻東の「17番」寺本悠里さんがドジャースタジアムで始球式 捕手は佐々木朗希「夢の場所。最高です」

[ 2026年9月21日 05:09 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2026年9月20日    ロサンゼルス )

始球式に登板した花巻東高女子硬式野球部の寺本悠里さん(撮影・柳原 直之)
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 花巻東の女子硬式野球部に所属する寺本悠里さん(1年=16)が20日(日本時間21日)、ドジャースタジアムで行われたドジャース―ジャイアンツ戦で始球式を務めた。捕手役の佐々木にノーバウンドで力強い投球を投げ込み、大きな歓声を浴びた。

 岩手県が県政150周年、東日本大震災津波から15年の節目に実施する「次世代人材育成プログラム」の一環。県内の高校生ら50人が15~22日の日程で米国西海岸を訪れ、寺本さんが代表して大役を任された。

 始球式前には「緊張するんですけど、せっかく始球式をさせていただけるので、楽しんで投げられたら」と笑顔。「今日ここに立たせてもらっているのも、いろんな人の支えがあってこそ。感謝して投げられたら」と話していた。

 身長1メートル78の右腕で、最速は118キロ。花巻東では大谷が高校時代につけたのと同じ背番号「17」を背負う。「自分も一番好きな番号なので、つけています」と胸を張る。

 大谷は同校に女子野球部が創設された際、打撃マシンを寄贈。寺本さんも「もうマシンは毎日使わせてもらっていて、ありがたいです」と感謝する。熊本出身ながら花巻東を選んだ背景にも、大谷の存在があった。「自分の憧れの存在ですし、将来的には米国で勉強もしたいですし、野球もしたいです」と目を輝かせた。

 メジャー観戦も米国訪問も今回が初めて。「改めて来てみたら、本当に全て大きい。野球をしている人からしたら夢の場所だと思う。今、最高です」。憧れの先輩が世界を驚かせてきたマウンドでの一球は、自らが描く未来へ向けても忘れられない経験となった。(ロサンゼルス・柳原 直之)

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